会社概要・沿革

ごあいさつ

取締役会長 橋本志津

取締役会長 橋本志津
アーク牧場の歩み

岩手県藤沢町黄海。黄海(きのみ)の名は、かつてこの地で金が採れたからとも、黄金色の稲穂が波のように揺れる豊穣の地だったからとも言われています。アーク牧場がここで産声をあげたのは平成元年(1989)のこと。全国の範となるような藤沢町型の農業スタイルを確立すべく、前社長で夫の橋本輝雄は、胸にあたためていたファームマーケット構想()の具現化に乗り出したのでした。

アークの名前は私が命名しました。聖書に「ノアの方舟」が出てきますが、アークとはその方舟を意味しています。神に命じられて巨大な方舟を作り、あらゆる植物の種と動物のつがいを乗せて新天地に漂着、子孫を救ったノア。そこに私は「日本の農業を未来に残す」という、この牧場の使命と重なるものを感じました。ずいぶん壮大な名前をつけたものですが、それくらい日本の農業がどこかおかしいのは事実ですし、たとえ小さな力でも、私たちが正しい農業のあり方を次世代に伝えていきたいと本気で考えているのもまた事実です。

夫は志半ばで病に倒れ、帰らぬ人となりましたが、意欲に溢れた大勢のスタッフが夫の遺志を継ぎ、アーク牧場は着実に歩みを進めてくることができました。ファームマーケットの構想通り、近郊の皆様の憩いの場として、また学習の場としていきいきと機能しつつ、新鮮な食材を提供しています。そして平成11年(1999)からは、ネットショップにより、全国の皆様にアークの食材を直送でお届けできるようになりました。平成17年(2005)には、牧場の動物の排泄物やレストランの生ゴミなどから堆肥をつくる堆肥センター「若葉」を立ち上げ、土から生まれたものを再び土に還すという循環型農業のシステムも確立しました。

女性として、母として

私は女性ですので、やはり家庭の食卓に一番関心があります。子どもに安心で安全な食べ物を与えたいという願いは、どの母親も持っていることでしょう。私の願いはその素晴らしい母親のやさしさを、すべての農業者に持ってもらいたいということです。「食はいのち」。これを単なる言葉ではなく、心からの実感として受けとめた時、日本の農業は大きく変われるはずです。まだまだ小さな方舟かもしれませんが、多くの心ある方々との共感の輪を広げながら、未来に向かって力強く漕ぎ出していきたいと思っています。

ファームマーケット構想

生産のみに留まっていた農場を、消費者が訪れ楽しめる場にしようというもの。産み立ての卵、採れたての野菜などをその場で味わえるほか、「学ぶ」「遊ぶ」「体験する」「買う」など様々な楽しみ方をすることができる。欧米では多く見られる。

代表取締役社長 橋本晋栄

代表取締役社長 橋本晋栄
あの日輝いていた父

確か10歳の頃だったと思います。その日、ガタガタ道を父の車で私たちは登っていました。車から降りた時、父が「晋栄、お父さんはな、ここで牧場をやるんだ」と言いました。そこは荒涼たる荒地でした。でも父の顔はまぶしいくらいに輝いていました。いま、そこは「輝きの丘」と名づけられ、牧場で最も眺めのいい場所のひとつです。ここに佇むと、いつもあの日の父の姿がよみがえってきます。

大きな夢を持った人でした。「農業は日本の国力をつけるために、なくてはならない産業だ」。そう言って現状を変えようと、様々な障壁に果敢に立ち向かっていきました。いま、私たちはその勇気と行動力を受け継ぐ者たちであることを、胸を張って宣言したいと思います。

 

「誇りの持てる産業」、農業

私たちは、自分たちだけがよければいいとは考えません。 実現したいのは「日本人の食生活を、日本人のつくる食料で支える」ということ。 そして、農業を「誇りの持てる産業」として、多くの若者たちが志すようにすることです。 日本の未来にとって、農業が重要な役割を担っているということに共感してくださるみなさん、どうかできるところから、私たちに関ってください。 ネットショップで興味を持った食材をひとつ、取り寄せてくださる方。 今度の休日に牧場に出かけてみようと思われる方。 アークの食材をおいている店に足を運んでくださる方・・。

コンタクトしてくださるのは私たちでなくても構いません。私たちと同じ思いを抱いているに違いない農業者の方々が、いま日本の様々な場所で頑張っておられます。 おいしい米をつくろうとしている人、手づくり味噌やしょうゆづくりに取り組む人、無農薬の野菜を消費者とともにつくり、育てる楽しさを共有しようと活動する人・・。 彼らの熱い思いに少しでも多くの人が気づき、「食」について考えてくださることが、農業に携わる者ぜんぶにとって、大きな励みになるのです。

いつの日にか「家族に食べさせたいものをつくっていこう」という私たちの思いが、誰にとっても当たり前のことになるように、私たちも頑張っていきます。

会社概要・沿革

会社名 株式会社アーク
所在地 岩手県一関市藤沢町黄海字上中山89
連絡先 TEL:0191-63-5100 FAX:0191-63-5101
事業内容 畜産物 農産物の生産 加工 販売およびサービス
生産物 豚肉「館ヶ森高原豚」、手作りハム・ソーセージ、昔たまご(放し飼い有精卵)、有機小麦、有機野菜、ハーブ、鹿肉、菓子類、その他
施設 ハーブガーデン、ハーブ館(レストラン、ショップ)、牧場(鹿、ポニー他)、バーベキューハウス、ファームマーケット、たまご館、アイスクリーム館、ペンション
備考 埼玉県熊谷市 レストランとんふみ、ふぁーまーずはうすアーク
埼玉県大里郡 炭焼きレストランとんふみ
沿革
昭和47年
(有)橋本ファーム設立(埼玉県深谷市)
昭和50年
(有)橋本ファーム岩手牧場を開設
昭和59年
アメリカより原種豚バブコックスワイン種を導入
(有)橋本バブコックスワイン農場を開設
昭和61年
手作り(有)館ヶ森ハム工房設立
平成元年
(有)アーク設立 館ヶ森アーク牧場の建設開始
(スコットランドより赤鹿を60頭輸入)
(昔たまご採卵、販売開始)
平成3年
(有)アーク養豚場設立、館ヶ森高原豚販売開始
平成4年
6月13日 館ヶ森アーク牧場オープン
平成5年
ペンショングリュ―ンボーデン館ヶ森オープン(第3セクター方式)
(有)館ヶ森ファームマーケットオープン(第3セクター方式)
平成6年
ファームランドバーベキューハウス オープン
平成8年
(有)アーク養豚場完成 たまご館、アイスクリーム館オープン
平成10年
10月10日 館ヶ森アーク牧場 一関店オープン
平成11年
9月1日 館ヶ森アーク牧場 ネットショップオープン
平成13年
バイオガスプラント建設
平成14年
バイオガスプラント稼動開始
平成16年
(有)橋本ファーム第3農場 開設
平成17年
(有)若葉 設立 (上質堆肥の製造・販売。食品残渣処理の受け入れ。)
平成21年
株式会社アーク設立((有)橋本ファーム、(有)橋本バブコックスワイン、(有)アークが合併し、新たなスタートを切る)
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