こんにちは、こんばんは。
養豚事業部の中村圭太郎と申します。
今回は今期一年を通しての振り返りをお話ししたいと思います。

今期一番印象深かったのは養豚というものの奥深さと難しさでした。
養豚というのは大きく繁殖部門と肥育部門に分かれますが、私は肥育部門に所属しています。
肥育部門の主な仕事は繁殖部門が育ててくれた子豚の体重を増やしていくことです。
今年度で肥育部門3年目を迎えたこともあり、初めてやる業務も少なくなりました。
しかし、その業務が完璧かと言われるとそんなことはありません。
子豚が伸び伸び成長するためには、豚舎内を毎日過ごしやすい環境に保つことが重要ですが簡単にはできません。
春夏秋冬で外気温と湿度は日々変化していきます。
また、同じ季節でも雨の日と晴れの日、風が強い日と弱い日でそれぞれ環境は変わってきます。
毎日今日の正解を悩みながら環境を調整していくのは、大変な面もありますが上手く調整できると豚は元気に走り回って遊んでくれます。
それを見ると今日は上手くいったなとうれしくなりますが、同時に適正な環境を保つことの奥深さと難しさも強く感じました。

毎日変化する自然環境の中で正解の分からない業務は、失敗も多いですが新しい体験も多くあります。
今日よりも明日、明日よりも明後日の自分は今日の自分の知らないことを知っていると思うので、このまま来期も毎日成長していけたらと思います。

養豚事業部　藤沢農場
中村　圭太郎