牧場の自由研究

Farm Guide

38℃のぬくもりに子どもの目が輝く。

「たまごの学校」で生きた食育体験

SHARE

  • コピーしました

「わぁ!あったかい…!」
産みたてのたまごを手にした瞬間、子どもの目がキラリと輝きます。

Ark館ヶ森の「たまごの学校」は、ニワトリが産んだばかりのたまごを自分の手でひろい、そのぬくもりを通して、 “いのち”に触れられる食育体験プログラムです。

食卓に並ぶたまごが、どのように生まれ、私たちのもとへ届くのか。
自分の目で見て、手で触れながら学ぶ体験は、毎日の「いただきます」に込められた意味を考えるきっかけになります。

今回は、「たまごの学校」の魅力を、体験の流れに沿ってご紹介します。

体験前にチェック!

・開催日:土・日曜・祝日 ※平日は予約制
・受付:虹の丘ビューテラス(14:00まで)
・事前予約:不要
・体験料金(税込):大人 ¥200/子ども ¥100(別途たまご料金)

ニワトリのことを知ろう。クイズで学ぶ鶏舎探検

牧場の有料エリア内にある「虹の丘ビューテラス」が、体験のスタート地点です。

受付を済ませ、専用のジャンパー・帽子・手袋を身につけたら準備完了です。体験時の約束ごとを確認し、いよいよ鶏舎へ向かいます。

ニワトリは、鶏舎と広いお庭を自由に行き来しながら、元気にすくすく育っています。

Ark館ヶ森では、「答えを教える」のではなく、自分の目で見て、考え、気づく体験を大切にしています。

そのため、「たまごの学校」ではスタッフが付き添わず、ご家族それぞれのペースで体験を進めていくスタイルです。鶏舎内には、楽しく学べる工夫が詰まっています。

鶏舎の扉を開けると、「コッ!コッ!コッ!」というニワトリたちの元気な鳴き声と、バサバサッと翼を広げる音が響きます。

たくさんのニワトリたちに驚きながら、産卵箱の扉に貼られたクイズを見つける子どもたち。

「こっちはなに?」「あっちにもある!」

夢中でクイズを探しながら産卵箱を開けるうちに、自然とニワトリやたまごについて学べます。

全34問のクイズのテーマは、ニワトリの生態から飼育へのこだわりまでさまざま。いつの間にか大人も一緒に考え込んでしまいます。

38℃のぬくもりに触れる。産みたてたまごひろい

産卵箱の扉をそっと開けると、ニワトリがたまごを温めていることがあります。

驚かせないようにニワトリのお腹の下へそっと手を差し入れると、手袋越しにもふわふわの羽毛と体温が伝わってきます。産みたてのたまごの温度は約38℃。人の体温とほぼ同じぬくもりです。

さらに運が良ければ、産卵する瞬間に立ち会えることも。

「あっ、産まれそう」「がんばれ!」

そんな声が自然とこぼれるのも、この体験ならでは。
たまごというひとつの命が生まれる瞬間に立ち会えることも、「たまごの学校」の魅力です。

「産みたてのたまご、あったかい!」

そう言って両手で大切に包み込む子どもたちの表情は、まるで宝物を見つけたかのよう。

ずっしりとした重みと38℃のぬくもりは、食べ物が「いのち」であることを実感できます。

運が良ければ、双子のたまご「福寿卵」に出会える!

若いニワトリがごくまれに産む、通常よりひとまわり大きなたまご。
そのなかには、黄身が2つ入っていることがあります。
出会える機会は多くありませんが、午前中の方が見つかりやすいです。

自分で磨いて、たまごを持ち帰ろう

鶏舎で大切にひろったたまごを持って、「虹の丘ビューテラス」へ戻ります。
体験の締めくくりは、たまごについた汚れを自分の手で丁寧に拭き取ること。

「ここ、まだ少し汚れてる」「きれいになった!」

家族でそんな会話を交わしながら、ひとつひとつ大切に磨き上げていきます。

きれいになったたまごは、最後にスタッフが割れやヒビがないかを確認します。
確認を終えたら、自分でひろったたまごをそのまま持ち帰ることができます。

体験のあとだからこそ味わいたい。昔たまごのたまごかけご飯

体験を楽しんだあとは、「虹の丘ビューテラス」でひと休み。
土・日曜・祝日限定で、Ark館ヶ森産の朝採り有精卵「昔たまご」を使った、たまごかけご飯セットを楽しめます。

お米は、Ark館ヶ森の循環型農業から生み出される有機肥料を使い、地元農家が農薬や化学肥料を抑えて栽培した「いやさか米」をその日に精米して使用。ツヤツヤの炊きたてご飯に、新鮮な昔たまごをのせていただきます。

ねっとり濃厚な黄身とぷりっとした白身。生臭さが少なく、コクと自然な甘みが口いっぱいに広がります。

ニワトリの暮らしを見て、産みたてたまごのぬくもりに触れたあとだからこそ、一層おいしく、ありがたく感じられるはず。

昔たまごとの相性を考えてつくられた専用たれ「昔たまごの滴」と合わせれば、追い鰹の旨みが、昔たまご本来の味わいを引き立てます。


虹の丘ビューテラス「昔たまごのたまごかけご飯セット」(土・日曜・祝日限定)お味噌汁・季節の小鉢・ポテトサラダ付き:¥700 ※生たまごが苦手な方には『たまごそぼろご飯』もご用意できます

自分でひろい、丁寧に磨いた思い入れのあるたまごは、食卓に並ぶ普段のたまごとは少し違って見えるかもしれません。食卓に並ぶたまごを見たときに、鶏舎で触れたたまごの温度を鮮やかに思い出す。体験の前と後で、身近な食べ物に対する見方が変わる。「たまごの学校」で、Ark館ヶ森が大切にする「食はいのち」を体感してください。

この記事で出てきた生産品はこちら

TOPへ