「酷暑の夏」と言われて久しいですが、広々としたArk館ヶ森の牧場にある《涼》をご紹介したいと思います。
牧場にある大きな樹の木陰。

日向に比べて木陰が涼しく感じられるのは、木が太陽の熱を遮るだけでなく、葉からの蒸散によって周囲の温度を下げるためと言われています。
また、木陰と日向の間には温度差が生じ風を生み出すことで、さらに涼しさを感じるとされ、環境省の試算では、木陰によって日射の約8割、赤外放射の約6割が減少し、その結果、体感温度は約6℃も下がるとされています。
さらに風は風速1m/sごとに体感温度が約1℃下がるとも。
猛暑日と言われる最高気温35℃の日であっても、木陰での体感気温は28℃以下。
しかもそよ風は文字通り自然な風で心地良い。
エアコンで体調を壊すようなこともありません。
冷たいを飲み物を片手に牧場の木陰で「何もしないをする」
ちょっと贅沢な時間です。
農牧部 矢部弘志
(写真は薫る風のガーデンにあるモミの木の木陰とテーブル)