皆様こんにちは!
製造販売部ベーカリーの三浦航聖です。
今回は、私たちが日々パンづくりに使用している、**「Ark館ヶ森の自社産有機JAS小麦」**についてご紹介します!
皆様は、普段食べているパンの「小麦」が、どこで、どのように育てられているか考えたことはありますか?
Ark館ヶ森の小麦づくりの歴史は長く、1980年代に国営農地として開墾されて以来、化学肥料や合成化学農薬を一度も使用していない「清浄な土の畑」で小麦を育ててきました。
その土地で最初に栽培されたのが「ナンブコムギ」。
ここから、Ark館ヶ森の有機小麦づくりが始まりました。
しかし、有機栽培は決して簡単なものではありません。
特に大きな壁となるのが、**「雑草」**です。
除草剤に頼らない有機栽培では、雑草との闘いが続きます。時には雑草が繁茂してしまい、収穫を諦めて青刈りをすることもあります。
自然は、いつも人の思い通りになってくれるわけではありません。
それでも約40年。
小麦の栽培を担当するスタッフたちは、この土地で諦めずに種を蒔き続け、小麦づくりをつないできました。
そして2026年3月、約30年前に一度断念した製粉に再び挑戦し、自社製粉所が有機JAS認証を取得しました。
これにより、Ark館ヶ森で育てた有機小麦を自社で製粉し、**「自家産有機小麦粉」**としてお届けできるようになりました。
畑で小麦を育てる人がいて、
その小麦を製粉する人がいて、
そして、その小麦粉を使って商品をつくる人がいる。
私たちベーカリーも、その最後の大切な役割を担っています。
私は小麦そのものを育てているわけではありませんが、日々パンをつくる中で、牧場内で大切に育てられた小麦粉を実際に使っています。
普段何気なく触れている小麦粉も、その背景をたどれば、約40年にわたって畑を守り、自然や雑草と向き合ってきたスタッフたちの努力があります。
その想いが詰まった小麦粉を、今度は自分たちが美味しいパンにしてお客様へ届ける。
それがベーカリーとしてできることだと思っています。
現在、ファームマーケットのベーカリーでは、自社産有機JAS小麦粉を使用し、一つひとつ丁寧にパンを焼き上げています。
パンを召し上がる際には、ぜひその味だけでなく、
「このパンの小麦も、ここArk館ヶ森で育ったものなんだ」
ということを少しだけ思い出していただけたら嬉しいです。
小麦を育てるところから、製粉、そしてパンづくりまで。
それぞれの部門がバトンをつなぎながら、Ark館ヶ森だからこそできるものづくりをこれからも続けていきます。
Ark館ヶ森へお越しの際は、ぜひ自社産有機JAS小麦から生まれたベーカリーのパンをお楽しみください!
製造販売部 ベーカリー 三浦航聖
