「循環型農業」
これは人間が生きていく上で、永続発展的に絶対条件になるであろうと思っています。
全ては土、水、太陽から始まるのですから。
当社でも畜産を営んでいますが、有機肥料センターという施設で排泄物を高品質の肥料化を実現出来て
いることによりお陰様で地域内、社内での循環型農業という形を成り立たせることが出来ています。
今後、新たな循環型農業の形としての一つのテーマがエネルギーです。再生可能エネルギー。
「豚は捨てるところがない」とは良く聞く話。
お肉、内臓、骨、皮、頭、豚の場合は本当になんでも活用できてしまいます。(国内では制限されているものもありますが)
実は排泄物も同様です。
現代社会、特に日本においては負のイメージが俄然強いですが、畜産先進国、農業先進国ではその価値(施肥価値、エネルギー価値)の国民における理解度は高い。土づくり、健康な食物づくりには欠かせないという理解が浸透しているからです。
時間がかかることですが、冒頭の通り永続発展する社会を作るには、必ずや循環型農業を様々な形で実現、拡散していくことが必要と信じています。
私たちも当社の農業を通じてそのような社会を実現していきたいと考えています。
ヨーロッパ バイオガス設備
肥料散布圃場
乾燥肥料
橋本友厚