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昔たまごの生産体制

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皆さんこんにちは。
今日は昔たまごの生産体制についてお話ししたいと思います。
Ark館ヶ森では生き物本来のあるべき姿で飼育・生産したいとの想いから、放牧飼育を大切にしています。
放牧にもっとも適している鶏種を探して行き着いたのが、オランダ原産の黒鶏「ネラ」でした。
強健性に優れ、世界で一番美しいたまごを産むといわれています。
しかし、この度新たな鶏種「岡崎おうはん」に切り替えていくことになりました。
理由は昔たまごの安定生産・安定供給のためです。
現在日本国内では高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るっていますが、海外に目を向けてみるとヨーロッパや北米でも毎年大流行しています。ひとたび高病原性鳥インフルエンザが発生すると清浄化確認されるまで生きた鶏を国外へ移動することができません。私たちのネラはオランダやフランスから種鶏を日本国内へ輸入し、孵化場や育雛場を経てArk館ヶ森へ到着します。そのためネラ種鶏保有国で高病原性鳥インフルエンザが発生すると昔たまごの生産体制維持が困難になります。
岡崎おうはんは日本国内で開発された鶏で、種鶏の生産体制がすべて日本国内でおこなえます。海外事情の影響を受けにくいので、生産体制が安定します。
岡崎おうはんを選んだもう一つの大きな理由は、鶏種開発の掛け合わせがネラに非常に近いことです。雄系が黄斑プリマスロック、雌系がロードアイランドレッドで開発されていますが、ネラはその逆の掛け合わせでした。ネラのように体格がしっかりしているので、放牧飼育にも適しているようです。


(2月に到着した岡崎おうはん 日本国内で高病原性鳥インフルエンザが流行しているので放牧はまだ)

鶏種は切り替わっていきますが、飼育形態や飼料の変更はありません。
おいしい昔たまごの生産に努めてまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

農牧部 牧野 巧

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